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赤福ショックに思うこと。 [つれづれ]


伊勢神宮の参道中ほどに、「おかげ横丁」という小さな町並みがあります。




今まで商いができたのは、
お伊勢さんの「おかげ」、ということから名づけられたそうで。




実際、お伊勢さんと、
お腹を壊さなかったお客のおかげ…?





今年創業300年の老舗。
全国的に有名なお土産のお店。




衝撃的な事実が明らかになりましたねぇ。




夏場は2日しかもたないというので、
その本店では買えなかったんです。
で、旅の最終日に購入。




…が。
もっと古かったのか?(爆)




いや、お腹は壊さなかったし、
美味しくいただきましたよ。
だけど、やっぱりウソはいけませんよね。
せっかく老舗の看板を掲げているのに。
歴史がもったいない。




あちらに旅に行った時、
素朴な疑問を感じたんです。
2日しかもたない生ものなのに、
そちこちのお土産さんに積み上げられていて。





これ、全部さばけるのかな?
余ったらどうするのかな?って。




返品、ですか…。




相当数、返品されていたんでしょうねぇ。
食べ物の返品はキツイですよね。




どういう受注、出荷体制をとっていたのかは知らないので、
なんとも言えないのですが。
数の見誤りは、赤福だけの責任ではないような気もします。




もちろん、ウソはいけませんけど。



今、世の中には美味しいものが溢れていて。
ショーウィンドウを華やかに飾っていた食べ物たちも、
大量に処分されているのでしょう。




みんなが食べたがるから、大量生産。
いざ作ってみたら、余ってしまった、なんて。
あれもこれも悪循環。




食べる分だけを用意して、
無駄なく、ありがたくいただく。




そういう気持ちを、決して忘れてはいけませんね。



私の職場で扱っているものは、食品ではないけれど。
「返品」という言葉に、過剰に(?(^^;)反応してしまうのです。
いろいろと思うところがありまして。




物は、作れば出来ますよ。
欲しいといえばあげますよ。
でも、余ったら返せばいいや、という感じで
必要以上に手配して、返されるのは本当に腹立たしい。
営業の人が、苦労して手に入れたものを。
本当に欲しいと思った人の手に、渡してあげることができなかったものを。



確かに、その某社様様のおかげで給料ももらえるんでしょうが。
いろいろジレンマを感じてしまう、今日この頃です。



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コメント 4

でん

ほぅ。

そうよね。
うちなんか俺が生まれる以前から
食料品店をやっててさ。
19の時かな…店辞めたのは。

常に賞味期限切れの商品が
食卓に並ぶ訳ですよ。

結構食べれるのねー。
臭わない限り食べさせられた気がしますのよ。
真空パックの茶碗蒸しが目黒川の臭いがした時は
勘弁してくれとオカンに直訴したけど…。

結婚食べれる
そういう意識がそういう資源を生む訳です。
こういう事件は敏感に連鎖するから
まだ有名どころの商品も出てくるかも知れません。

雪印みたいに
ちょっとした事から倒産方面にまで発展する事もあるしね。
何事も控えめの心を持ち続けたいものですなぁ。
by でん (2007-10-20 15:28) 

おっくん

返品はねぇ~。困るよね。
不良品とかなら仕方がないんだけど、
故意に大量に仕入れておいて要らな~いはねぇ。。
そっちでさばけっっ!とか思っちゃうよね。
by おっくん (2007-10-20 21:14) 

でん

ノー…。

結婚→結構やん。
はずかし。。
by でん (2007-10-21 03:01) 

ゆっきー

でんさん
お店をされてたんですね!
やっぱり大変なんですね。
目黒川の臭いって…(^^;

そうそう、連鎖してまだ出てきそうですよね。
前に勤めていた会社が食品会社なんで、
ちょっと気になってたりして。

あ!「結構」なのか。
そういう言葉があるのかと思ってしまった。
結婚、て。ぐひひひひひ!(爆)

おっくん
ほんとほんと、言ってやってくれない?(爆)
by ゆっきー (2007-10-21 21:09) 

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