冬の吉野旅 ~ 吉野水分神社へ [旅]
2、3年前だったかな?
夢を見ました。
三連の本殿が印象的な神社の夢を。
夢の中では、「水分神社」と言っていた記憶が。
しばらく、忘れていたのですが
今年の冬、なぜか思い出したのです。
「これは呼ばれている?」と思い、
三連の水分神社はどこの水分神社なのか調べてみました。
たまたま、私が聞いたことのあるのは吉野水分神社。
ネットで名前検索すると・・・ビンゴ!!
まさに夢でみたのとそっくり。
思わず鳥肌が立つくらいでした。
突然思い立って旅に出ることにしました。
昨年の冬の京都以来の旅。
1年の間にいろいろありました。
近鉄特急を乗り次いで、京都から一気に吉野へ。
だんだん乗客も減っていき、終点吉野で降りたのは私ひとりでした。
これがあと1、2ヶ月後だったらとんでもない混雑なのでしょうね。
邪道とは思いながらも、駅から神社までタクシーで向かうことに・・・。
道中結構雪が積もっていて、タクシーの運転手さんも
「神社まで行けるかわからないけど、行ける所まで行ってみよう」と言うくらい。
なんとか無事にたどり着きました!
上千本にある神社。
この上(奥千本)はもう行けなかったようです。
大きくはないけれど、風格を感じられる神社でした。
ちょうど祝詞をあげられていて、より神秘的な空間を体感できました。
しばし、佇んでいました。
こちらは豊臣秀頼が寄進した神輿だとか。
こちらの神社、「みくまり」→「みごもり」ということで、
子授けの神とも言われるそうで。
タクシーの運転手さんに「何かお願いごとですか?」と遠慮がちに聞かれました。
「いえ、なんとなく、です」と言ったら空気が緩んだ気がしました(笑)。
かの本居宣長も、親がここに御参りして授かった子だ、という話もあるようですよ。
☆吉野水分神社
http://www.yoshinoyama-sakura.jp/temple/t_mikumari.php
(音楽が流れますのでご注意ください)
冬の京都~ゆる凛旅 菓遊茶屋@鶴屋吉信本店 [旅]
白峯神宮を後にして、お目当てのお茶じかん。
鶴屋吉信本店に向かいます。
鶴の暖簾(^^
2階の「菓遊茶屋」へ。
こちらでは、職人さんが目の前で生菓子をつくってくれるのです♪
2種類の季節の菓子からひとつ選べて、抹茶付き。
細かく繊細な作業が繰り返され、お菓子ができています。
まさに芸術品。
ほっこり優雅な時間が過ごせました。
★ 「菓遊茶屋(鶴屋吉信本店)」
http://www.turuya.co.jp/kyoto/saryo.html
冬の京都~ゆる凛旅 白峯神宮 [旅]
京都御所を後にして、白峯神宮方面に向かいました。
蹴鞠の名家、飛鳥井家が鞠の守護神を祀っていたことから
今では蹴鞠 → 蹴球 で、サッカー、スポーツの神にも
なったようです。
ニュースで蹴鞠奉納の様子が映ったりするのが
こちらの境内ですね。
修学旅行生らしき男子学生たちで
境内はワイワイガヤガヤ。
そんな中、境内の片隅にひっそりと佇むのが「崇徳天皇欽仰之碑」。
「欽仰」という言葉を初めて目にしたのですが、
「尊敬し慕うこと」という意味だそうです。
不遇の生涯を終えた崇徳上皇は日本最恐の怨霊とも
言われたということで、
大河ドラマ「平 清盛」でも流刑地での凄まじい変化っぷりが
描かれていましたね。
あのドラマで一番の見所だったような気がします(オイ)。
静かに手を合わせて参りました。
怨霊を祀り、神とするのは日本独特の感性だとも聞いたことがあります。
江戸総鎮守の神田明神に祀られる平将門もそうですね。
崇徳上皇関連で安井金毘羅宮も興味があったのですが、
あの岩の写真を見ておどろおどろしい恐ろしさを感じたので
やめておきました(^^;
「悪縁を断ち、良縁を招く」ということのようですが、
どうも良いくないものに憑かれてしまいそうな気がして…。
周りの環境も…だし(^^;;
★白峰神宮
http://www10.ocn.ne.jp/~siramine/
冬の京都~ゆる凛旅 京都御所 [旅]
間が空いてすっかり季節が変わってしまいましたが、
ちょこちょこ旅日記を書いていこうと思います。
伊右衛門サロンでまったりな朝食を過ごした後、
京都御所へ向かいました。
参観の予約をしていたのです
烏丸御池から今出川まで、地下鉄で行くつもりだったのが、
なぜか「歩こう!」と思い立ってしまい。
汗ばみながら歩いて行きました(^^;
時間に余裕のない時は素直に電車に乗るが正解かも。
御所は御苑の北部なので、烏丸御池から歩いてきたと言ったら
驚かれました。
歩けない距離では無いんですけどね。
健礼門を内側から見たところ。
承明門越しに見る紫宸殿。
中には高御座が置かれています。
今上天皇が即位されるときには解体して運ばれたそうです。
生活の場、清涼殿。
涼しさを演出するために竹が植えられていました。
小御所会議が開かれた、歴史が動いた場所のひとつ、小御所。
建物は復元されたものだそうです。
鴨川の花火大会の火花が落ち、燃えてしまったんだそうです…(^^;
御庭やひっそりと咲く花も綺麗でした。
☆ 宮内庁 参観案内
http://sankan.kunaicho.go.jp/
冬の京都~ゆる凛旅 伊右衛門サロンで朝ごはん [旅]
冬の京都旅、最初の朝ごはん。
伊右衛門サロンでお茶漬けをいただきました。
お客さんはそこそこ入っていましたが、
静かな空間でまったり朝ご飯をいただけましたよ♪
まったりしすぎて後がバタバタになってしまったのですが(^^;
店員さんたちの感じも良く、とても素敵な雰囲気のお店でした。
開店まで時間があったので、
近くの六角堂をさんぽ。
聖徳太子の創建といわれ、
隋から帰った小野妹子が毎日花を供えたともいわれるようです。
そして、池のほとりにあった僧坊の僧侶が花を供え続けたことから、
いけばな発祥の地、ともいわれるそうです。
池 + 僧 = 池坊 だそうで。
なるほど・・・(笑)。
道を挟んで向かい側に鐘楼がありました。
実は、早起きをして6時に開門直後の清水寺に行こうと思って
張り切って早起きしたんですが、
まだ夜が明けていなかったというオチも・・・(爆)。
☆ 伊右衛門サロン京都
http://iyemonsalon.jp/
☆ 六角堂
http://www.ikenobo.jp/rokkakudo/
しまね紀行 ~ 八雲庵 [旅]
しまね紀行 ~ 宍道湖の夕日 [旅]
ガイドブックのような真っ赤な夕日は拝めなかったけれど、
さすが夕日の名所。
美しい夕景に出会えました。
島根県立美術館のカフェで夕日を眺めながらティータイム♪
こちらは宍道湖畔の「こ根っこや」でいただいた
「宍道湖の夕日」(ノンアルコールカクテル)
しじみの酒蒸しもしじみの風味が良くて美味でした♪
☆松江 宍道湖夕日情報
http://www.kankou-matsue.jp/shinjiko_yuuhi/
☆島根県立美術館
http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/
☆「松江の台所 こ根っこや」
http://www.hotpepper.jp/strJ000955797/
しまね紀行 ~ 松江堀川めぐり [旅]
松江城のお堀は築城当時のものだそう。
そこに新旧の橋がかかっていて
低い橋をくぐるときには屋根がたたまれ、
乗客は船に寝そべるくらいの勢いで伏せなければいけません(笑)。
緑豊かな景色を眺めながら、のんびり船旅。
3種類の鷺が生息しているそうですが、
白鷺に出会うのは珍しいそう☆
このお堀には一羽の白鳥が住んでいます。
いつの頃からか、渡りをしなくなった夫婦の白鳥。
昨年、旦那さんが亡くなってしまったんだそうです。
乗客を降ろした後の船上で歌う船頭さんの歌が
響いて静かな風景に趣を添えていました。
☆松江堀川遊覧船 ぐるっと松江「堀川めぐり」
http://www.matsue-horikawameguri.jp/
しまね紀行 ~ 神話博しまねと出雲古代歴史博物館 [旅]
「神々の国しまね」の古事記編纂1300年のスペシャルサイトの
オープニングがあまりにかっこよくて、
これは行かねば!と思った、「神話博しまね」。
私の妄想が膨らみすぎたか、案外こぢんまり(^^
神話映像館は30分ごとの入場で、
上映10分前には長蛇の列。
前もって整理券をもらっているので
席数は確保されているんでしょうが、
想像以上の人の多さにちょっとドキドキ。
映像はスサノヲノミコトvsヤマタノヲロチ。
をろちがすさまじく強かったです…(笑)。
会場では地元の芸能やしまねっこのショーの舞台も。
地元の食材を使ったグルメもあり、
いちじくソフトをいただきました。
写真を撮る前に食べてしまった(笑)。
神話映像館に行く前に、「出雲古代歴史博物館」へ。
壁にはめ込められた勾玉のオブジェ。
陽の光を通して綺麗でした。
昔の出雲大社本殿の想像模型。
空中神殿!かっちょいい~!
復原してみて欲しいです…。
規模には諸説あるようですが、
風で倒壊したという記録も残っているようなので、
それなりの高さがあったということなんでしょうか。
この神殿を支えていたという宇豆柱は現在、上野に…(笑)。
展示室には荒神谷、加茂岩倉両遺跡出土の銅鉾、銅剣、銅鐸が。
壁一面の荒神谷遺跡出土品は圧巻!
きっと、発掘された時の映像が印象に強く残っている方も多いでしょう。
遺跡の名前が「荒神谷」と書いて「コウジンダニ」。
字面も読みもかっこよすぎる!
と強烈に印象に残っている遺跡のひとつです。
時間のやりくりがうまく行かず、訪ねることができず、残念…。
現地には荒神谷博物館がありますが、
そこに展示されているのはレプリカだそう。
なぜなら、本物はこの出雲古代歴史博物館にごっそり持ってきてしまったから…。
それは酷いよなぁ……(> <)
もうひとつ印象的だったのは、
鳥装の人(?)が船に乗った図が描かれた銅鐸。
エジプトの太陽の船が思い浮かびました。
お昼は博物館内の「maru cafe」でチキンカレーのランチセット。
サラダにはハート型のにんじん(^ ^)
そして、博物館のキャラクター、雲太くん柄のデザインカプチーノ♪
イラストは6種類から選べます。
勾玉型のクッキー付きというのも好ポイント☆(笑)
☆神話博しまね
http://www.shinwahaku.jp/
☆荒神谷博物館
http://www.kojindani.jp/
☆出雲古代歴史博物館
http://www.izm.ed.jp/